ロシア沿海州の電子ビザ導入によって、より身近になったウラジオストク。

ウラジオストクの動画や記事のアクセスが急増しているところを見ると、休暇でウラジオストクへ旅行へ行かれる方が増えてるのではないかと思います。

ロシア・ウラジオストクの旅。今回はウラジオストクの玄関口である、ウラジオストク国際空港からウラジオストク市内までのアクセスについてご紹介します。

電車・バス・タクシーどれを選ぶか

ウラジオストク国際空港から市内中心部までは、車だと1時間〜1時間半かかる距離です。

公共交通機関は、アエロエクスプレスという列車とバスが運行しているのですが、アエロエクスプレスはあさ8時から夕方5時半までしか運行しておらず、S7航空の成田からの便でウラジオストクに入った場合、選択肢はバスだけになってしまいます。

バスは安く済むものの、時刻表などは基本的にロシア語しか書かれておらず、初心者にはレベルが高いので、この場合はタクシーがおすすめです。

タクシーで市内まで

ウラジオストク国際空港から市内までタクシーで行く場合の相場は、1200ルーブル〜1600ルーブル(2,000円〜2,800円)です。ウラジオストク国際空港の到着階ホールにタクシーの配車カウンターがあるので、そこで滞在先のホテル名を言うだけで手配をしてくれます。

ウラジオストク国際空港

ウラジオストク国際空港

時間帯によっては、タクシーの運転手が直接声をかけてくることもあります。

だいたい最初は2000ルーブルくらいで声をかけてくることが多いようですが、たいていは1500ルーブルくらいまで値下げ可能です。交渉に自信がない場合は、カウンターで買うのが良さそうです。

現金は、空港にあるATMで国際キャッシュカードやデビットカード、クレジットカードのキャッシング機能などを利用し、ルーブルで下ろすことができます。

タクシーの魅力は、ホテルまで直接行ってくれることです。

特に寒い時期の場合は、外を少し歩くだけでも凍えるのでスーツケースなどがあると歩くのはつらいですよね。

その場合はタクシーがおすすめです。1時間以上乗って2500円程度なのでタクシーでもそんなに高くはないでしょう。

アエロエクスプレスで市内まで

アエロエクスプレスは、ウラジオストク中央駅〜ウラジオストク国際空港を結んでいる、空港専用のエレクトリーチカ(近郊列車)です。真っ赤な車体でよく目立ちます。

ウラジオストクのアエロエクスプレス

ウラジオストクのアエロエクスプレス

あさ8:00から17:30の1日5往復の運行となっており、終電が早いのが残念な部分です。

運賃は片道220ルーブル(400円程度)と非常に安く、ビジネスクラスでも350ルーブルとお得です。

車窓がきれい

車窓がきれい

途中、車窓からはウラジオストク周辺の海を見ながら空港まで行けるので列車の旅も楽しむことができます。

所要時間は1時間です。

ホテルがウラジオストク駅に近く、運行時間帯にウラジオストクに到着する場合は、列車が一番いい方法ではないでしょうか。

チケットは、ウラジオストク中央駅・ウラジオストク空港ともに駅の中のカウンターで買うことができ、初心者でも安心です。

列車がある時間帯なら列車で それ以外はタクシーで

アエロエクスプレスの運行時間が短いので、列車がある時間に出発/到着する場合はアエロエクスプレスで、それ以外の時間帯の場合はタクシーというのが一番いい方法かなと思います。

僕は、日本からの到着時はS7航空の便で到着が19時を過ぎたのでタクシーで、帰りはアエロエクスプレスを利用しました。

どちらも困った点はなく、快適でした。

ウラジオストクのガイドブックは、最近こういうものが発売されました。

写真もいっぱいでおすすめです!

ウラジオストク空港から市内への移動の様子や市内の交通手段等については、こちらの動画でも詳しく紹介しているのでせひご覧ください。