スウェーデンは日本から離れているため、大きさがピンとこないかも知れません。スウェーデンは実は日本よりも面積が広く、南の端から北の端まで列車で移動するとなると、実に1日以上かかってしまうほどです。

Norwegian Air Shuttle機体

今回は、スウェーデン国内を安く移動する方法として、Norwegian Air Shuttle(ノルウェー・エア・シャトル)という北欧の格安航空会社を使う方法をご紹介します。

国内の500km程度の中距離移動だと、列車のほうが安く気軽に乗れると思いがちですが、実は飛行機のほうが安く乗ることができます。空港までの移動や、手荷物検査など、やっかいな手続きもありますが、移動時間が短いので、短期間の旅行や目的が決まっている場合は飛行機を利用したほうが賢いと言えるでしょう。

 

しかもNorwegian Air Shuttle(ノルウェー・エア・シャトル)などの航空会社のウェブサイトで簡単に予約ができるので、当日はチェックインするだけで乗ることができます。またEU域内の移動であれば、チェックインも不要で、セキュリティチェックを受けて搭乗ゲートに行くだけで乗ることもできます。

今回は、僕が住んでいるルンドという街からバスで20分の、スウェーデンの南の端マルメ(Malmö)から、スウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)までをNorwegian Air Shuttle(ノルウェー・エア・シャトル)を使って移動してみました。

列車だと速くて4時間、遅くて6時間弱かかるところが、飛行機だと1時間10分のフライトで移動できました。

また料金も、鉄道の半額以下で予約できることもあり、マルメ空港〜ストックホルム・アーランダ空港間であれば2500円程度から乗ることができます。

Norwegian Air Shuttle機体

予約は簡単です。

Norwegian Air Shuttle(ノルウェー・エア・シャトル)のウェブサイトへ行き、出発地と到着地、日付などを指定するだけで、空きのある時間が表示され、すぐに予約することができます。

ここで注意したいのが、Norwegian Air Shuttle(ノルウェー・エア・シャトル)は格安航空会社のため、機内預け荷物は別料金であること。預ける場合はオプションで追加料金を払う必要があります。

また、座席指定も別料金のため、希望の座席がある場合は追加で料金を払わなければなりません。

格安航空会社であるため上記のような制約はありますが、安く国内を移動できるのに越したことはないでしょう。

クレジットカード番号などを入力し、予約が完了したらすぐに、搭乗券にもなるEチケットがPDFで発行されます。

Norwegian Air Shuttle機内

Norwegian Air Shuttle機内

プリンタが手元になかったため、EチケットをiPadに入れて持って行きましたが、iPadの画面をバーコードリーダーでちゃんと読み取ってもらうことができました。

そして驚くことにこの航空会社、格安航空会社なのに無料でWi-Fiが使えるんです。機内のレビューはのちほど詳しく書くこととします。

中距離以上の移動は断然飛行機が安くなります。みなさんもぜひ、格安航空会社を有効活用してみてはいかがでしょうか。