Mac向けMicrosoft Officeの最新版、「Office2016 for Mac」がやっと発売されました。
これまでの最新版はMac版ではOffice2010だったため、5年ぶりのリリースです。
Macでは文章作成や表計算は主にMicrosoft Officeで行い、プレゼン作成にはPowerPointは使わずに、AppleのKeynoteを使うことがほとんどです。
ただ、ファイルのやりとりなどでPowerPoint形式のプレゼン資料が送られてくることも多く、PowerPointも使います。
さて、今回新しいOfficeをインストールして最初に感じたのは画面上のタブ部分のデザインです。これまではワードでもエクセルでもパワーポイントでも半透明だったのが、2016からワードは青、エクセルは緑、パワーポイントは赤と、それぞれのイメージカラーになっています。
タブも以前より使いやすくなっており、またアイコンが見やすくなりました。
僕のMacでは日頃の動画編集などでさまざまなフォントを使うため、数百種類の日本語フォントをインストールしているのですが、従来のOfficeではフォントメニューをクリックしてから表示されるまでかなりの時間がかかっていたのですが、それも解消されました。
Office 2016のアイコンですが、Windows版のような完全フラットなデザインではなく、少し立体感のあるデザインとなっています。WやX、Pの文字のサイドにもシャドウが入っているようです。Appleのソフトがこのようなアイコンデザインになっているので、それらとの調和を図ったのでしょうか。
インストールしたばかりで、不具合などはまだ出ていませんが、とりたてて言うならば起動が少し遅い問言うことです。アイコンをクリックしてからウェルカム画面が表示されるまで21秒もかかっています。起動の遅さは今後のアップデートで改善を期待したいと思います。
総合的に考えると、アップデートをぜひ行うべきだと思います。
以前のバージョンから5年が経過し、アップデートにちょうどいい時期ではないでしょうか。