ベトナム南部へ着いて2日目。ホーチミン市街から車でおよそ2時間、そしてさらに船に乗り継いで40分のところにある、メコンデルタ(三角州)の島のひとつ「トータスアイランド(亀島)」に行ってきた。
このメコンデルタには大きな島が4つあり、それぞれが動物の形に似ているため、キリン島や亀島などと呼んでいるという。
モーターボート・手漕ぎ船を乗り継いでトータスアイランド(亀島)にたどり着いたときにまず思ったのは動物が多いことであった。
亀島に入ると、何十匹もの犬が僕の周りを囲み、大声で鳴く。地元の人によると、この島では一家に最低3匹は犬がいるという。
犬だけではない。亀島散策をしていると、いろんな方向からニワトリの鳴き声・馬の鳴き声・鳥が羽ばたく音が聞こえてきた。そして島の中では馬車に乗せてもらって移動した。
ご飯を食べていても、まるで警護官のように一定の間隔で犬が座っていて監視していた。
民家の納屋には、大きな大きなニシキヘビもいた。時期によってはニシキヘビを首に巻けることもあるみたいだが、今は脱皮直後で、噛まれてしまう危険があるので、触ることはできなかった。水槽には、デルタでとれたてのエビや象耳魚も。
日本では見ることができない、いろんな動物が自由に歩き回り、人間とともに暮らす姿を見て大自然を感じた。