日本からなんと2時間で行ける極東ロシアの街「ウラジオストク」へ行ってみました。
ビザの緩和によって、非常に行きやすくなったロシア・ウラジオストクの魅力・治安・電子ビザの申請方法などを数回に分けて紹介したいと思います。
今回は、ウラジオストク全般についての旅行記です。
ウラジオストクについては、動画でも詳しく紹介しているのでせひご覧ください。
本当に2時間でヨーロッパの街並み
今回は、成田空港からロシア・ウラジオストクの「ウラジオストク国際空港」まで、S7航空というロシアの航空会社を使って行ってきました。直行便でなんと2時間25分です。東京からソウルよりも短い時間で、ロシアに行くことができます。
街を歩いてみてびっくり。本当にヨーロッパの街並みが広がっています。
東京から2時間飛行機に乗るだけでこんなに雰囲気が変わるとは驚きです。キリル文字の看板もまた「ロシアに来た!」という雰囲気にさせてくれます。
これまでロシアは、モスクワとサンクトペテルブルクに行ったことがあるのですが、極東ロシアは初めて行きました。ウラジオストクは中国や北朝鮮に近いので、アジア的な要素が強いのかと思っていましたが、これは完全にロシアの街並みでした。
気温は-14℃ とにかく寒い
行ったのは11月後半です。
東京は気温が4℃〜10℃くらいの時期でしたが、着いた日のウラジオストクの最低気温は-14℃!空気も乾燥していて、とにかく寒かったです。
ウラジオストクは、ムラヴィヨフ=アムールスキー半島という半島に突き出したところに位置しているので、海岸近くでは風も強く、そのあたりでは特に寒かったです。
真夏のウラジオストクはなんと30℃を超える日もあるようです。夏にくるとまた違ったウラジオストクを楽しめるかもしれません。
ロシア料理・シベリア料理がおいしい
街の中心部には百貨店やいろんなレストランがあり、ロシア料理やシベリア料理を食べることができます。
ロシア料理の定番、ボルシチはどこのお店にもありました。
シベリア料理を出してくれる店も多く、このダンプリングが非常においしかったです。日本でいう餃子のような感じで、中にはお肉やスパイスが入っています。
ロシア料理・シベリア料理ともに、基本的にやさしい味わいで日本人に合うのではないかなとおもいます。強い刺激や強い匂いのあるものも少なく、誰の口にも合いやすい印象でした。
日本車が多かった
さすが日本に近い街。ウラジオストク市内を走る車のほとんどが日本車でした。路上駐車している車を見てもほとんどが日本車です。
なかには「低排出ガス車」というステッカーがそのまま貼っている車も多く、日本の中古車がそのまま流通しているようです。
中でもおもしろかったのがこれ。日本語の文字が書かれたトラックが結構走っていました。ウラジオストクの街並みと妙に合う気がします。
ロシアでは日本語が書かれている方が、「日本製」「高品質」という印象を与えるため、そのまま好んで乗る人も多いんだとか。
ロシアのおみやげが揃う
ウラジオストク市内では、極東ロシアやシベリアのおみやげの他、アリョーンカ(Алёнка)のチョコなどロシアの定番おみやげも買うことができます。
市内に大きなスーパーもあり、お土産の買い出しにも困りませんでした。
ホテルも快適
今回はウラジオストク中心部にあるアジムトホテルというホテルに宿泊しました。
外装・内装ともに新しく、非常に快適でした。
ウラジオストクの行き方を詳しくご紹介
今回はウラジオストク全般について軽くご紹介しましたが、次回以降、新しい電子ビザの申請方法やオススメのお店、ウラジオストクの治安などについて詳しく説明します。
こちらの本は非常に写真も多くわかりやすいのでおすすめです。
冒頭で掲載した動画では、40分以上かけてウラジオストクの街を詳しく紹介しているので、お時間があればご覧ください。