日本の友人からスウェーデンの自宅にポストカードが届き、その郵便の住所面に
This item is destined for your country.
と書かれたテープのような紙が貼られていました。またその下には、
The sender's and addressee&39;s address are in the opposite position.
It would be much appreciated if you could try to deliver it to the addressee. Thank you.
とも書かれていました。日本語に翻訳すると、
この郵便物は貴国宛のものです。
差出人と宛先の住所が逆に書かれています。もう一度、ご配達いただきますようお願い申し上げます。
ということです。気になって調べてみると、これは日本郵便がつけてくれたもののようです。
通常、アルファベット表記で住所を書くときは、上側に自分の住所、下側に相手の住所を書きます。
でも日本人は日本での習慣からよく逆に書いてしまうようです。この友人も、上にボクの住所、下に自分の住所を書いていました。
そのためにスウェーデンの郵便局が、誤ってスウェーデンに届いた郵便物だと判断し、一度日本に送り返したようです。そのあと、日本郵便が確かめ、このラベルを貼って再度スウェーデンに送ってくれたようです。
通常なら、差出人に戻ってしまうところを、再度配達依頼をしてくれる日本郵便の対応には驚きました。
しかし、通常なら日本からスウェーデンの郵便物は1週間程度で届くところ、このハガキは届くまでに2週間もかかってしまいました。確実に宛先の国の住所へ送るには、正しい形式で住所を書くことが重要です。