最近、iPhone / iPod touch のホームボタンが故障した、という話を聞くことが多いように思います。

夏場は湿度が高く、また汗もかきやすいので電子機器にとって最悪の環境です。また夏は海に行く機会が多いので、砂や海水など電子部品が嫌う環境が多くなるのも原因かもしれません。

iPhone / iPod touchは前面にあるのはホームボタンだけで、またホームボタンが壊れるとすべてのアプリを終了させることができなくなるため、使い物にならなくなります。特に頻繁に使うボタンなので、壊れると戸惑ってしまうでしょう。

iPhoneのホームボタンが壊れたら

そこで、もしiPhone / iPod touchのホームボタンが故障したときに、応急処置として画面上にホームボタンを表示させる方法をご紹介します。

この方法は、体に障がいがある人などにiPhone / iPod touchを使いやすくする「アクセシビリティ」という機能を使うものです。設定は簡単、3分もあれば完了します。

  • まず、設定メニューを表示させます。
  • 次に、「一般」をタップします。
  • 「一般」メニューの一番下から2番目の「アクセシビリティ」を開きます。
  • アクセシビリティの、身体機能サポート「Assistive Touch」を開きます。
  • そして、「Assistive Touch」をオンにします。

すると、画面の右下にホームボタンのような丸いアイコンが表示され、これをタップするとホームボタンと同じ働きをするようになります。しかもその画面上のホームボタンは自由に移動させることができます。

iPhone / iPod touchのボタンが壊れ、どうしようもないときは修理するまで、この方法を使ってみてはいかがでしょうか。ホームボタンの反応が少し悪くなったときなどは、電動歯ブラシをホームボタンに当てて振動させる方法も有効みたいです。