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先日、なばなの里ウィンターイルミネーションに行ってきた。

なばなの里ウィンターイルミネーション「冬華の競演」は、毎年冬に行われている日本最大のイルミネーションイベントで、今年は630万球のLEDを使って開催されている。
この日はクリスマス・イヴだったこともあり、近鉄長島駅からのバスに乗るためにも数十分の行列。
イルミネーションが点灯する夕方5時前には、里内は人でいっぱいだった。
夕方5時になるとチャペルの鐘が鳴ると同時に水上イルミネーションが虹色に点灯、周りからは「わーきれいー!」などの歓声が広がった。
人に押されながら進むと、120万球の光のトンネル「光の回廊」。
トンネルの外で写真撮影をする人が多く前に進まないため、係員がしきりに「写真はトンネルの奥のほうが綺麗に撮れます。トンネルの奥で…」と繰り返していた。
200mを超えるトンネルは進んでも進んでも続いていた。
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トンネルを出ると前に見えてきたのはあたり一面の青色LED。そして大きな木。
今年からの新テーマ「日本の四季」を表現した8000坪のイルミネーション。
一面に広がる光の大地にポツンと立った一本の木。
それが春・夏・秋・冬、とそれぞれの季節を表現しながら色がうつりゆく。
春は桜が咲き、菜の花が広がる。そして桜は散り、新緑となる。
夏は青い波と流星群、そして花火。LEDで表現されるこの花火には大きな歓声が上がっていた。
秋はまっ赤な紅葉。最初は黄色でだんだんと紅くなってゆく。この微妙な色表現もLEDならでは。
そして、上から白い雪がきらきら舞い降りてきて、一面まっ白の雪が積もる。
雪がとけ、また春がやってくる。およそ9分周期で季節が巡ってくる。
ここを過ぎると次はまた光のトンネル「玉手箱」。
初めのトンネルは温かいオレンジ色だったのに対し、これは冬をイメージさせるような青白いトンネル。
レストランや売店は人の行列。レジを待つのにも20分。
なばなの里は、イルミネーション期間中はチケットが2,000円。里内で使える1,000円分の金券がついてくる。
それがないと、おみやげ売り場はこんなに混雑しないだろう。少し高めのチケットを買わせ、おみやげ物売り場に人を呼ぶ。これはちょっと賢い手法かな?
それにしてもこのウィンターイルミネーション。この規模には驚いた。
今シーズンは、3月11日まで開催しているという。みなさんもぜひ。
▼里内で歩きながら撮影した動画。