台北街歩き日記の後篇。
3日目から。
3日目も朝早く、6時ごろに起きた。
そしてホテルで軽く朝食を食べ、MRTで龍山寺駅へ。
龍山寺は駅からすぐ近くだが、駅から徒歩10分ほどのところに、おいしい白玉屋さん「龍都氷菓」があるというので歩くことにした。
強い陽ざしのなか5分ほど歩くと、大きな声が飛び交い、地元のひとがたくさん集まっているところがあった。
地元の市場のような商店街だった。
またここでも、見たことのないフルーツがあったり、ニワトリやブタを生のまま干してあったり。
通りの両方から響きあう客と店のおじさんのやりとりもいい雰囲気をだしていた。
ナマモノの魚や肉は変えないが、フルーツやドライフルーツはちょっと買ってみて、食べてみた。
30NTDのマンゴーもとろけるほど甘く、おいしかった。

しばらく大通りを歩いて、目的の龍都氷菓へ。時刻は10時10分。
店の前へいくと…閉まっている。
開店時間を確認していなかったが、看板を見てみると11:30からと書いてある。
1時間半も末のは時間の無駄なので、龍山寺をみて次へ行くことにした。
龍山寺では長い線香をもったひとたちが地面に頭を伏せて参拝していた。
お寺の色づかいも日本とは違い、オレンジ色の使い方に文化の差を感じた。

そしてMRTで「台大医院駅」駅へ。
日本統治時代に建設された、台湾総統府を見に行った。
周囲は銃を持った兵隊によって警備されていて、軍用車両も置いてあり物々しい雰囲気だった。
1周歩いていると、警備している人が後ろをついてきた。回っている間、ずっとついてきていた。
この建物、日本統治時代に作られたため、上空から見ると「日」という形をしているようだ。
そしてこの近くのお茶屋さん「徳興茶行」でおひるごはん。
お茶の香りがするいい雰囲気のお店でランチとお茶のセット。
おいしかった。
ちょっとホテルに荷物を置いて、休憩し、次はMRTで市政府駅へ。
これまで晴れていたのが、急に豪雨になった。
駅から台北101までは歩く予定だったがタクシーで。
台北101に着くと晴れてきた。長い行列に並び、エレベーターで上へ。
雨のおかけで空気が澄み、きれいに見渡せた。
ここでハガキを送ったり、アイスクリームを食べ、下のデパートでおみやげなどの買い物。
名物のパイナップルケーキは種類がたくさんあり、どれを買うか悩んだ。
大きなスーパーもあり、楽しかった。
そして、それから今日いちばん楽しみにしていた「誠品書店」へ。
ここは本はもちろん、生活の雑貨や小物までおもしろいものがいろいろ集まるデパートである。
日本にありそうだが台湾にしかないものもいっぱいあり、楽しかった。
でも広すぎて2時間以上うろうろした。
外に出てみると辺りはもうまっ暗。台北101が輝いていた。
今日は台湾料理の店に食べに行く予定だったが、もう夜9時半。
遅いので駅付近の地下街のレストランで食べることにした。
店の名前は忘れたが、入ってみると英語も日本語も通じない。
メニューも中国語のみ。
漢字を手掛かりに適当に注文してみることにした。
しばらくすると次々に料理が運ばれてきて、机いっぱいになった。
鶏の脚が入っているスープや食べたことのない豆腐のような食べ物もあった。
ちょっと量が多すぎたが、分からないものを頼むのも楽しかった。

地下鉄に乗るのは今日で最後。
ホテルまで帰って暫く休憩して、よる11時から近くのセブンイレブンへ。
めずらしいお菓子などをおみやげにいっぱい買った。

そして今日も終わり。
良く歩いてつかれたが楽しかった。新たな発見もいっぱい。

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