東京からなんと2時間以内で行けるウラジオストク。
地理的には「極東」ですが、街の雰囲気はヨーロッパ。ウラジオストクへ行けば、日本から2時間でヨーロッパが味わえます。
2017年からロシアの法律が改正され、ウラジオストクやハバロフスクなどの沿海地方へ行く際は「電子ビザ」の取得だけで簡単にいけるようになりました。
こういった情勢の変化もあり、今年の夏はウラジオストクへ行った日本人が非常に多かったのではないかと思います。
おかげさまで私が昨年の秋(11月下旬)にウラジオストクへ行ったときのレポートもこの夏で再生回数が非常にのびました。
さて今回は、秋の時期(10月〜11月)にウラジオストクへ行こうと考えている方に、服装や防寒のアドバイスをしたいと思います。
秋は極寒?ウラジオストクの気温
ロシアの公的機関の資料によると10月のウラジオストクの平均最高気温は14℃、平均最低気温は6℃です。
そして11月は平均最高気温が2.4℃。平均最低気温は-4℃です。
かなり寒いですね。
上の動画の中でもお伝えしましたが、私が昨年11月に訪問した際には、朝の気温が-14℃でした。
しかも日本の寒さとは違い、乾燥した冷たい風が吹くのでかなり寒く感じます。
さすが氷点下。空港からのアエロエクスプレスの車内から海を見ると凍っていました。
ダウンは必須
11月になると最高気温でも氷点下を下回る日も多いので厚めのダウンが必須です。
10月でもダウンは持っていくべきです。ユニクロなどで厚めのダウンを買って行くのがいいかなと思います。
ニット+フリース+ヒートテックの重ね着を
ダウンの下は、ニット+フリース+ヒートテックの重装備をしました。
ヒートテックなどの吸湿発熱系の素材は、しっかり重ね着をして外の空気をシャットアウトしてこそ効果を発揮するので、外の空気の遮断は必須です。
ニットやフリースは安いものでいいと思います。
行って分かった!イヤーマフ&帽子は必須
温暖だ日本の冬だとそんなに感じないのですが、マイナス10℃を下回ると、耳や頭から冷えるんですよね。
ギンギンと冷える感じで、表面が凍ってくるような痛みも感じます。
ヘッドフォン型のイヤーマフと毛糸の帽子は持っていきましょう。
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カメラ&スマホの防寒も忘れずに
意外と忘れやすいのがバッテリーの防寒。
カメラやスマホに使われている、リチウムイオンバッテリーは寒さに非常に弱いので、氷点下になるとバッテリー残量がどんどんとなくなっていきます。
全く使っていないのに残量ゼロになることもよくあります。
バッテリーの寒さ対策には、カイロが一番。
昨年ウラジオストクへ行ったときには「貼らない」「高発熱」タイプを持っていったのですが、ひとつをポケットに入れて、バッテリーをあたため、一つはリュックに入れてスマホの予備充電器を温めていました。
歩けばそんなに寒さは感じない
ここまで寒さ対策をいろいろ書きましたが、実際に街を歩いて感じたのは、「歩いていると寒さを全然感じない」ということです。確かに気温はマイナス2ケタなんですが、10分も歩いていると、体がポカポカしてきます。
それでもやはり、頭と耳は寒かったので、耳あてと帽子は必ず持っていきましょう!
極寒のウラジオストクも日本では味わえないいろんな経験ができると思います。10月&11月は連休もあるのでみなさんぜひ行ってみてはいかがでしょうか。