今回の金環日食、定点カメラで20倍速の微速度撮影をしてみた。
右上から月が重なっていき、だんだんと欠けて金環になる様子がよく分かる。
今回の金環日食、3年前の7月に観察した部分日食よりも、「暗くなる」のがよく分かった。
「夕方」の薄暗さとはまた違う、「曇りの日」の暗さとも違う、部屋の電気を消したような不思議な感じがした。
夕焼けのようなオレンジ色になるのではなく、太陽光の白色で、一方向から光が差し込んでいるのにその明るさがいつもとは違う、おもしろい感覚だった。
以前の部分日食は曇りの中での観察だったので、それが感じられなかったのかもしれない。
きのう使った日食グラスは捨てないでほしい。
2週間後の6月6日には、「金星の太陽面通過」が日本全国で見られる。
今回は21世紀最後の金星太陽面通過で、今回見過ごしたら100年以上先までみることができない。
そして8月には「金星食」も見られるようだ。