留学先での現地のケータイ

日常生活でまず、欠かせないもののひとつになっているケータイ。

留学となると特に、現地でのやりとりや情報収集の必需品でしょう。でも携帯電話は国によって回線方式が異なっていて、また会社もまったく違います。そのまま持っていったのでは、高い国際ローミング代金を払わずには使えません。

そこでおすすめするのが、日本のスマートフォンを持って行って海外の携帯電話会社の回線を使うという方法です。

いまボクもスウェーデンで日本で買ったスマホを使っていますが、とても快適で便利です。

まず、日本のスマホを持っていく利点は、日本語が快適に使えるということです。海外で買ったスマホは現地の言語や英語だけしか対応しておらず、日本語も表示はできるものの入力はできないと行った不便さがあります。

また現地ではSIMカードの契約をするだけで使えるので、現地でケータイを選んだり、端末を購入する手間がなくなるという利点もあります。

そこでひとつ、忘れてはいけないのが、SIMロックを解除するということです。日本の携帯電話には、その会社以外では使えなくするためにSIMロックというのがかけられています。ですから、そのまま海外のSIMカードを入れても使えません。SIMロックの解除は、携帯電話ショップでしてもらえます。docomoの場合、¥3,000でしてもらえます。

海外の場合、たいていは日本よりも通話料・通信費がかなり安いです。ボクもスウェーデンでTeliaという会社のSIMカードを使っていますが、最初に50SEK(およそ¥600)のプリペイドをチャージすれば、通話はその分でき、通信は6ヶ月は無制限にできるということです。あと、ケータイをWi-Fiの親機にして無線LANでiPadやMacを接続するテザリングも自由にできるため、日本にいる時よりも便利かもしれません。

この方法は、通信方式が多くの国とおなじdocomoとSoftbankでしか使えませんが、auの方も、amazonなどでdocomonの携帯電話端末を買えば使えます。

このように、海外留学や海外への長期滞在の場合は、

  • 携帯電話端末は日本でスマホを買って持っていく。
  • SIMロックは日本で解除しておく。
  • SIMカードは現地で契約して挿す。
  • 使う。

という方法がきっと、最適だと思います。