ふと知らない単語が登場した時、Wikipediaでさっと調べたくなることがあります。また電車移動中など暇なときには、Wikipediaを散歩したくなることもよくあります。

そんなときに、iPadでオフラインのWikipediaを入れて使えたら・・・、と思って探してみると最適なアプリがありました。

この方法は、ある時点でのWikipediaのデータをiPad用に変換して、それをiPadで閲覧するという方法です。

Wikipediaのデータは変換してアップロードされているので、それをダウンロードして、iPadアプリに読み込ませるという簡単な方法でできます。いろいろ調べてみましたが、この方法が一番簡単で、最も安く済ませることができるようです。

この方法では、EPWINGという形式を使って、WikipediaをiPadで読めるようにします。EPWING形式はその他にもさまざまな電子辞書で利用されており、Wikipedia以外のデータも読み込ませることができます。

まず、そのEPWING形式を表示させる「EBPocket」というアプリをiPadにインストールします。有料ですが、あの莫大なWikipediaをいつでもどこでも閲覧出来るようになることを考えれば安い投資でしょう。またiPadだけでなく、iPhone や iPod touchでも使え、オフラインのWikipediaの閲覧をどちらでもできるようになります。

  • 「EBPocket」はこちらからダウンロード

アプリをインストールできたら、次にEPWING形式のWikipediaをダウンロードします。通常は自分で変換をしないといけないんですが、あらかじめ変換をしてアップロードしてくれているサイトがあるのでそれを利用します。

ここのトップページより、日本語版の変換済みWikipediaファイルをダウンロードします。通常版でもライト版でもどちらでもダイジョウブです。

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ダウンロードして解答すると、「Catalogs」というファイルと「Wikip」というフォルダが入っているので、それをまとめて新しいフォルダに入れ、そのフォルダ名を「wikipedia.pkg」にします。ここに.pkgを加えるのがポイントです。

スクリーンショット 2016-01-02 午前0.09.02

そして、MacかパソコンでiTunesを開き、デバイスからiPadを開いて、「App」メニューの中の「ファイル共有」をクリックします。そこで「EBPocket」を選び、その中に先ほど作った「wikipedia.pkg」を追加します。

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そして同期させれば、iPadでオフラインのWikipediaを閲覧できるようになります。動作も軽く、これでいつでもどこでもiPadを使ってWikipediaを散歩できます。海外でも通信をしないので安心です。また、定期的にこのファイルを更新すれば、常に最新のWikipediaがiPadに入っている状態に保つ事もできます。

非常に便利ですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?[/fusion_builder_column][/fusion_builder_row][/fusion_builder_container]